友人宅にあるサーバで立ち上げているとあるサイトだが、そのサイトも取り合えずいっちょまえに独自ドメインで運営していた。そのドメインの有効期限が6月末までだったので、期限までに忘れないで更新しなきゃと前の日まではしっかり覚えていた俺だったのだが。
7月に入ってそのサイトにアクセスしてみたら「サーバが見つかりません」と文句を垂れられた。そのとき、初めて更新し忘れたのに気がついたアホな俺。ああ、なんてまぬけ。
それでも、失効したドメインを再度有効にするくらい出来るだろと思いドメインを登録した某名前.comの管理ページにログインしてみた。管理画面には予想通り「期限切れドメインの復旧」なるものがあったので迷わずクリック。進んで行くと再登録の費用がかかるようだが復旧できそうな感じ。忘れていたんだから多少のコストアップはやむを得ないだろう。
ほっとしたのも束の間、最後の最後でエラーが出て進まない。取得していたドメインは汎用.jpなのだが、取得していたドメインはwhoisに登録されたままのようである。つまり、同じドメインを使うなら期限切れドメインを復旧してもらうしかないのだが何回やっても同じだ。なんかおかしいと思い、調べてみると
.jp/.uk/.beドメインはレジストリ側のルールに沿った更新作業が必要となるため「登録期限日」とは別にお名前.comでの「契約更新手続き期限」を設定いたしております。「契約更新手続き期限」経過後は契約更新手続きが行えず、ドメインが廃止されてしまいますのでご注意ください。
なんて文言が書かれたメールが来ていたのを発見。なんだそりゃなので管理者にメールしてみようかなと思ったが、思うところあってそのまま放置することにした。この会社、ドメインレジストリサービスの癖にやたらメールが来たりしてなんだか胡散臭い感じがして嫌だったし、割高なくせにこんな変な制限がある汎用.jpにうんざりしちゃったからだ。
サイトを運営していてドメインを変えるのは勇気がいることだ。これは
たとえ個人の趣味のブログであっても独自ドメイン上でやるべき8つの理由の一番最初にも書いてあるが、URLが変わるということは内容が変わらなくとも違うサイトになるのと同義語だ。実際このサイトでも独自ドメインに切替えたときやエントリのURLを大幅に変えたとき、アクセス数に大きな変化があった。それどころか、スタイルシートやメールの変更もしなければいけないし、ユーザにも通達しなければならない。めんどくさいったらありゃしないのである。
だけど、そんなデメリットを考えても、汎用.jpのコスト高、毎年更新というリスク、某名前.comの怪しさを回避した方がいいと俺は判断した。
まぁ、そんなに賑わっているサイトじゃないから実害は少ないだろ。