Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 「1円携帯」規制へ、総務省が料金体系見直し要請
総務省の話題3連発。この携帯料金のように、日本人は人知れず金を広く浅くむしり取るのが大好きです。一時期の多額出費が嫌で嫌でたまらないけちん坊の癖に、トータルコストで無茶苦茶割高でも知らないことにするのが日本の形(ジャパニーズトラディショナル)ね。
さて、日本の携帯メーカはちょっと危ない感じですね。
第1回:世界を席巻するはずだった「日本発W-CDMA」という記事を見ると、日本の携帯は世界的に見ると全メーカあわせてもたったの16%以下のシェアしかないようです。性能ではかなり上のクラスかもしれませんが、それはいつか通ってきた道。日本はPCでも全く同じような道を歩んできた事を、日本のメーカは忘れてしまっているようです。携帯は怪しげな料金体系に保護されたおかげで、PCよりも競争力がないと言えるかも知れませんね。
それなのに、
NTTドコモ 中村維夫社長のインタビューからは、日本の携帯を世界で通用するようなものにしたいという感じは全く伝わってきません。国内の小さなパイだけで満足しているのでしょうか。であれば、PCと同じ運命は避けられないでしょうね。
日本の携帯メーカの危うさなどについては、2005年10月31日に
音楽が聴ける携帯ってさぁ、2005年11月18日に
携帯電話はオープンになるか、2006年02月04日には
来るかMotorolaなんていうエントリを書いていますが、その危惧が次第に現実になってきたようです。これからは携帯の製造から撤退する企業が出てくるでしょうね。
まぁ、ユーザは安くていいのが手に入ればそれでいいですから。それを忘れた携帯各社さんはヤバいですよ、ええ。