喫煙者が肩身が狭くなり喫煙の害ばかりがクルーズアップされる今、禁煙したいと思う人は多いだろう。全く個人的な経験であるが取り合えず禁煙出来た人間として、禁煙のためのポイントを伝授しよう。
禁煙するとこんな効果がある。(禁煙のメリット)
1、疲れにくくなる。
2、血行がよくなり、体が温かくなる。
3、脳へ行く血流量が増加する。
4、肩こりが治りやすい。
5、眠りが深くなる。
6、朝の目覚めがよくなる。
禁断症状としてはこんな感じ。(禁煙のデメリット)
1、とにかく眠い。
2、屁が臭くなる。
3、ウンチが出なくなる。
4、肺がスースーしてくる。
5、舌がピリピリしてくる。
6、目がチカチカする。
まずタバコを止めたい人に声を大にして言いたいのは、
タバコが好きなうちは止められないよということに尽きる。タバコを止めるのであれば、まずタバコを嫌いになるのが早道だ。だから、ニコレットとかパイポなどはお薦めしない。なぜなら、そういうものを使ってタバコを止めようとしている人は、いまだタバコが好きな場合が多いからだ。止めるためには煙草嫌いになることが絶対に重要なのだ。
俺が禁煙するまでの具体的なステップを紹介しよう。
1、タバコを吸いまくる
タバコを嫌いになるためには、自分の
許容範囲を越えてバカバカ吸いまくるのがお薦めだ。いつも吸っているタバコよりニコチン・タールが多いものを買い、通常の2倍以上の本数を吸う。これを数日続ければ、頭は痛くなり吐き気を催し寝覚めは悪くなり、そして疲れが溜っていく。タバコが体に与える影響を
身を持って知ることが出来る一番効果的な方法だ。
2、タバコの本数を減らす
タバコを過剰に吸った後、今度はタバコの本数を通常に戻し体を休めさせてやる。このとき、体がだんだん回復していくのを実感できると思う。この1、2を何度か繰り返すと、タバコを続けるとどのくらい体に負担がかかるかなんとなくわかってくるはずだ。
3、禁煙スタートの前はタバコを吸いまくる。
できれば体調がおかしくなったと感じるくらい吸うことをお薦めする。その後の効果は抜群である。
4、禁煙を開始したら、3日はタバコの煙りに絶対近づかない
禁煙前にしこたま吸いすぎ具合が悪いとなれば、禁煙開始日はあまり吸う気は起きない。最初の3日、吸わないで済んだらまず第一段階は大丈夫だ。
5、そのままスパッと止める
4日目当たりからは煙草の影響がかなり無くなってくるため、体は非常に楽になる。肩こりは良くなり手足が温かくなってくる。脳へ行く血液の量も増えているような感覚が出てくるかもしれない。ただ、ニコチン切れのため体調はいつもと違って変な感じだ。しかし、止める前に煙草を嫌という程吸っておけば、煙草を吸うと具合が悪くなる気がしてくる。こう思えることがとても重要で、吸っても吸わなくても具合が悪くなるだろうと思えたら、多分もう煙草は要らない。試しに一本吸ってみてもいいかもしれない。しかし、もし吸うなら軽い煙草はダメだ。絶対にめちゃくちゃきつい奴を吸うこと。具合が悪くなること請け合いだ。
パブロフの犬では無いが、こうやって煙草が体に与える負担を自分の体に覚えさせていくと、必ず止められる。
初めは便通が悪くなったりするが、そのうち体がニコチンが無い状態に適応してくるはずだ。ニコレットとかパイポは煙草を想像してしまうため、逆に禁煙の意志をゆがめてしまう事が多いように思う。止めるなら一気に止めたほうがいいだろう。
ちなみに、
煙草を止めると食事がうまいなんてよく言われるが、俺はそんなこと全然無かった。食事がうまくなるなんて
絶対に嘘だと思う。これは、煙草を止めて太った人の言い訳ではないのかな?
なぜかって、ストレス解消方法がなかったからです。