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2007年03月06日

NTTの光戦略

[つれづれなるままに]
以前、なんでNTTが儲かりもしないだろう光にあれほど傾注するのか判らなくて、ひかり電話の進化は止まらない?なんて思慮の浅いエントリをあげたことがありました。今のNTTの光攻勢は、工事費無料、3ヶ月間無料、挙げ句の果てにプロバイダによってはキャッシュバックもやっているし、電機屋によっては数万円分のポイントまでつけてくれるなど、まるで一時期のYahooBBのようです。なんでこんなに躍起になっているのか…

最近TVの動向が気になるのでいろんな本を漁っていたんですが、その情報の中にその答えらしきものを見出すことが出来ました。

多分NTTはTVの電波に取って代わろうとしているんでしょう。アナログ放送の廃止まであと4年です。アナログは多少電波が弱くとも、映りが悪いのを多少我慢すれば見ることが出来ます。しかし、デジタルはそうはいきません。ある一定の強さ以下では映らないのです。日本全国津津浦浦にまでアンテナがいきわたればいいのですが、建物の影とか電波の届きにくいところも当然あり、その対策として高速ネット回線での配信を行ってもよいみたいなんですね。極端に言えば、放送業界の一部に通信業界が参入することになるわけ。このようなおいしい話にNTTが動かないわけないですよ。コンテンツの確保さえ出来れば、そりゃもうおいしい話ですから。

よって、NTTは家庭への高速ネット回線の導入を、最重要命題としてとらえているに違いありません。すでにスカパーなどもネットでみれるようですしね。

しかし、今のネットでは、どうやら変な装置をつけないとダメみたいです。この装置はADSLモデムみたいに毎月レンタル料を払わなきゃいけない代物(買い取りも出来るようですが)で、このくだらない装置が安く市販されるなりHDレコーダのような装置に内蔵されるなりすれば、ハードルが一気に下がるような気がします。こういったつまらんもので、たかがだか500円程度とはいえ毎月金を取るのはちょっとどうなのかなぁ。

もう少し待てばもう一声ありそうな感じがしてますので、うちでは光はちょっとお預けですけど。

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posted by oyajiman at 2007年03月06日 08:06:00



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