今日から準決勝。予選落ちしたウルグアイを除いたワールドカップ優勝国が全て勝ち残り、ガチガチのガチンコ勝負になること間違いなしだろう。

今日はドイツ-アルゼンチン、イタリア-ウクライナが戦うわけだが、特にドイツ-アルゼンチンは見逃せない一戦だろう。絶好調のドイツに好調を維持するアルゼンチン、どちらが勝ってもおかしくない。この二ヵ国が86年メキシコ大会、90年イタリア大会で決勝戦を戦ったのは記憶に新しい。このときも手に汗握る大接戦であった。今回もあのときの再現になることは多いに予想される。

過去の17大会のデータを見ると、なんとまあドイツとブラジルがともに7回づつ決勝にまでコマを進めている。ドイツ、ブラジルのいずれかが決勝残ったのは13回もある。逆をいうと、ドイツ、ブラジルのどちらも決勝まで行けなかったのは4大会しかないのだ。これは驚異的な数字だ。

今大会の内容を見ても、ドイツ、ブラジルとも接戦と言える試合はほとんど無い。ワールドカップで勝ち抜くには消耗戦を出来るだけ避けることは必須条件。あいかわらずこの二ヵ国はこの条件を満たしている事になる。やはりこの二ヵ国は大本命だ。

今大会のベストマッチになるであろうドイツ-アルゼンチン、ブラジル-フランス。過去に何度も大激戦を繰り広げた国どうしの対決が、なんと2日間で2試合も堪能できるのだ。素晴しいことじゃないか。