Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2006年04月06日

Winnyについて

[うんちくん]
住基ネット情報流出のエントリに民主党の渋谷区議会議員先生からTBが入っていた。

Winnyの世間をにぎわせた動きについては、Google 検索: winnyでも見てもらうとして、俺個人はこういったファイル交換ソフトを使ったことがないのでなんともいえない。つか、FTPとかsshとかで十分間に合っているから使っていないのだ。

仕事場への私物パソコン持ち込みは、基本的にどんなことがあってもNoであろうと思う。台数が足りないとかそんなのは全く理由にならない。サーバとかにログインして使うシステムなら台数が足りないという状況は理解できなくもないが、そのようなシステムであれば、端末台数不足なんてのはすぐに対処すべき問題だし、そのようなシステムでなくとも本当に必要ならば何がなんでも用意してもらうはずだ。本人にとっては必要でも上位職者から不必要と判断されたなら、それは組織として必要の無いものである。

そういった観点からも、私物PCの持込は本当に必要に迫られてというよりも、PCを使わなくてもいいような仕事でちょっと楽したいとか俺もPCを使っていると見せたいとか暇つぶしの道具としてPCがあれば良いというレベルであって、PCが無ければ仕事にならないという事はほとんどないと推測している。実際PCの稼働率というのは非常に低いはずで、それこそ思いついたときに自由に使いたいという程度の理由でしかないはずだ。

使用許可を取れば使用していいというのもちょっと首を傾げたくなる話だ。シンクライアントが、何故いま注目を浴びてきているのかまったくわかっていないと言わざるを得ない。何事も、例外を設けることから崩れていくものなのだ。

データ持ち出しなどはもってのほかであるが、こちらは物理媒体でのデータ流出のほかに、今回のWinnyのように通信による流出も考慮しなければならないので厄介である。

こういったセキュリティ対策は当然穴をふさぐことがまず大事なので、ハード的に持ち出しできるような私物パソコン、特にノートPCの持込などもってのほかだ。全ての道は一歩から、まずは私物パソコンの撤廃から始めなくてはどうしようもないように思う。また、使用可能なソフトの制限は絶対に必要で、並行してトータルシステムでのセキュリティ向上対策を構築し、一気にシステム移行するくらいの意気込みは欲しい。

セキュリティの重要性の理解とハード、ソフト的なセキュリティ対策が十分でないのであれば、住基システムのようなプライバシーに直結したデータを扱う資格さえないと思うのだが、いかがか。


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posted by oyajiman at 2006年04月06日 00:59:00



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