Linuxからアホ話まで、何でもありでござる
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2010年02月23日

地球温暖化と二酸化炭素濃度

[うんちくん]
以前、とある湖の近くにあった村が一夜にして全滅したという番組を見た。村人はなぜ死んだのかというと、その湖の湖水が保有していた二酸化炭素がある原因で一気に放出されたことによるものらしい。簡単に言えば、湖から放出された二酸化炭素で中毒になって全滅したのだ。調べてみると、カメルーンのニオス湖で1986年に起きた事らしい。なぜ二酸化炭素が大量に放出されたのかは未だに解明されていないようだが、崖崩れがきっかけになったらしいと言われている。

この湖は深くなればなるほど水温が低いようだ。ご存知のとおり、水は温度を下げ高い圧力を加えれて静かに置いておけば多くの二酸化炭素を保持する性質を持っている。その逆に、温めて攪拌したり、何らかの触媒的なものを入れると一気に二酸化炭素を放出する。それは炭酸飲料を飲むと胃袋の中で炭酸水が温められたり攪拌されたりして炭酸水から二酸化炭素が放出され、それがゲップとなって出てくることからも実感できる。

で、この番組を見ながら、ふと「こっちの方が影響大じゃね?」と思った。全くもって根拠も何にもない話だが、空気中の二酸化炭素濃度を左右しているのは、この「水に解けた二酸化炭素量」ではないかと思ったのだ。二酸化炭素が温暖化を促進しているのではなく、何らかの原因(主に太陽の活動)で海水の温度が上がった結果、海水が保持していた二酸化炭素が放出され濃度が上がったのではないか。

卵が先か鶏が先かみたいな話だが、氷河期は地球に大きな隕石がぶつかったときにまきあげられた粉塵で太陽光が遮られたため起こったというのが現在の定説だ。そのくらい太陽のエネルギーはものすごい。

気温がなにに影響されるのかを体感できるのは「放射冷却現象」ではないかと思う。雲一つない晴天の夜は、この放射冷却現象でとても冷える。この例だけで考えると、熱を逃すか逃さないかは二酸化炭素よりも雲(水蒸気)や粉塵の影響が大きいのではないかと思えてしまう。だから、俺はたいした根拠もないが地球温暖化には懐疑的だし、温室効果ガス削減の効果も全くもって信用していない。所詮ビジネスにうまく使われているだけだろ、あれ。

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2010年02月09日

何とかPOINTサービスの素敵なところ

[うんちくん]
先日、とあるコーヒーショップに行くと、某ビデオレンタル店とかで利用できるTポイントが利用できますというポスターがデカデカと貼ってあった。「ふーん、ここでも使えるんだ」と思いつつ、なんでポイントがつくんだろうなと考えていたら、実はものすごい仕組みだという事に気がついた。

動物とかの生態を調査をする場合、動物の体に発信器をつけて動きをトレースすることがある。これで、今まで知らなかった行動範囲や習性が明かになった事も多い。

誰がどこでいつ何を買ったのか?その行動範囲は? 商売人はそんな情報を喉から手が出るほど欲しがっている。しかし、動物なら発信器やビデオカメラなどを付けて調査できるが人間には勝手にそんなものは付けられないし、教えてくれと言ったって教えてくれるはずもない。だったら、足跡を残させればいいじゃないか!それも、このカードを使えばお得となれば、より一層使う回数も人数も増えるはずだ・・・俺って天才!

そういうやつなんだろうな、このTポイントってやつは。ただ、この情報、なんとなく生かしきれていないような気がする。Googleがやってきたように、そのデータはユーザに広く公開するべきではなかろうか。いや、他人のデータを見せろとは言わない。そうでなくて、自分の利用データを詳細にトレース・分析できるサービスにしたら、もっともっと利用者が増えるのではなかろうか。あなたの行動マップとか、お気に入りの商品はここにもありますとか、カードを使うことでのメリットがポイントだけではちょっと弱いんじゃないかなぁ。

せっかくいい仕組みを作っているのにちょっともったいない気がするよ、俺は。

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2010年01月06日

オールドファッションについて

[うんちくん]
GIGAZINEにオールドファッションの記事が載っていたので、ちょっと蘊蓄。

知っている人は知っているが、オールドファッションは純然たる日本の商品。ミスタードーナツが日本に来た当初の生地は、パンみたいなイースト系、これぞ定番マシンカットケーキ、マシンカットのチョコレート番マシンカットデビルスくらいの種類しかなかったように記憶している。その後、アメリカのミスタードーナツからダスキンが営業権を買い取り、独自商品の開発販売が出来るようになった。独自開発で出てきた最初の大ヒット商品がフレンチクルーラー。その後に出てきたのがオールドファッションだ。

以前もどこかに書いたが、オールドファッションは最初冬季限定発売だった。その理由は二つある。オールドファッションはサクサク感が命であり、湿度の高い夏場は吸湿してサクサク感が失われやすいというのが理由の一つ。もう一つは気温が高いと割れにくいという製造上の理由だ。

二つめの理由については、「なぜオールドファッションが割れるのか」から説明しなければならない。

オールドファッションはマシンカットの種類で、柔らかく練った生地をドーナツの形に整形しながら油に落とす機械を使って製造する。そもそもドーナツは生地を油で揚げて作るが、その生地は口溶け感などの良さを出すため通常は薄力粉が多く用いられる。マシンカット系はほぼ例外なく薄力粉が主体なのだが、オールドファッションは強力粉を多めに使っているはずだ。これに他の生地より少ない水で固めに仕込む。ただ、これではグルテンも多く腰の強い生地になってしまうためミキサーで過剰に混ぜてグルテンを分断し流動性を高めておく。要はオーバーミキシング状態にするのだ。また、仕込む水はかなり冷たいものを使う。これで冷たくて固いが流動性は高い生地が出来上がる。

この冷たく腰の強い生地が油の中に入ると、その重さから一旦油の中に沈む。その後ベーキングパウダーの膨張とともに内部に気泡が出来るため、油の上に浮かび上がってくる。この沈んでいる時間は他の生地は20~30秒であるが、オールドファッションは50秒近くとかなり長い。

沈んでいる時間が長いため揚げていない面の表面も多少固くなっているが、生地が冷たいため、中に入っているベーキングパウダーは膨張しないまま残っている。この状態でひっくり返すと、中のベーキングパウダーが膨張してちょっと固くなった表面を破る。その割れがオールドファッションの割れだ。

つまり、オールドファッションが割れる理由は三つの要素から成り立っていて、一つめは油の中に沈んでいる時間を長くするための固い生地、二つめは表面を割るためのベーキングパウダーの膨張力、三つめは表面が揚がった後でもべ-キングパウダーが膨張しない冷たい生地だ。このどれが欠けてもオールドファッションの割れはうまく出来ない。だから気温が高いときは製造が難しいのだ。

実を言うとドーナツは本来割れやすいもので、割れていないものを作るほうが難しかったりする。割れているものは出来そこないといってもいいものであるが、オールドファッションはその出来そこないを科学的に分析し、商品化してしまったものと言ってもいい。

ドーナツは基本的に手作りなので、作る人によって多少味が変わる。おいしいオールドファッションは、割れがハッキリしているだけでなくドーナツの高さ(厚み)もある。逆に表面は大袈裟に割れているが割れていない側が白くてふにゃふにゃだったり厚みが無いものを置いている店は、揚げている最中の生地からでる気泡や色で揚がり具合を判断できない人が作っている店だ。簡単に言えば作り方が下手な店なので注意するべし。生地の配合が変わっているかもしれないので、これは通用しないかもしれん。あしからず。GIGAZINEの記事の写真は、俺の時代の基準でいうと割れすぎっぽい。生地冷やしすぎーの揚げ過ぎーのって感じ。

ちなみに、ミスタードーナツの油は常温で固まるので油こさは感じない。しかし、オールドファッション一個には20g以上の油が入っているので注意。カロリーは一日4~5個食べたら後は食べなくても大丈夫なくらいあったような気がするが、さて?

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2009年12月14日

既存商品を値引販売するのはよく考えてから

[うんちくん]
今だにコンビニ弁当を値引き販売すればどうなるかというエントリにコンスタントにアクセスがあるので、ちょっと調子にのって値引販売について書いてみる。

今はデフレでどこもかしこも安売りばかりだが、一番目につくには50%割引とかという単純な値引販売だ。この値引販売については、以前にもいくつか書いたことがある。
商品価値は値段で決まる
安売りはだめだっていっただろ
「100円マック」でも儲かるなんてレアケース
これだけでは、なぜ値引販売はよく考えて行わないと大損するのかわからない人も多いだろう。

俺も以前経営者から「売上確保のために安売りしたらどうか」と言われたことがある。その安売り方法が安直な割引販売だったので、これはまずいと思い「参考までに」と経営者に提出したのがこれに近い奴だった。少し考えれば誰でもわかるし、あまりにも当たり前のことなんだけどね。

まず定価で1個1000円の商品があったとしよう。その商品の材料費は300円だ。これをそのまま定価で販売すれば粗利益は700円。工場とかの場合はこの額から労務費とかも引いて粗利とするけれど、ここは話を単純にするため労務費は考慮しない。

この商品を10%値引して販売すれば売価は900円となり、粗利額は900円-300円=600円となる。さて、気分的にはたった10%、100円の値引なのだが、粗利額は600円÷700円=85.7%まで下がる。定価販売と同額の粗利を稼ごうとすれば、販売個数を700円÷600円=1.1666の16.7%もアップさせなくてはならない。そして、材料費率30%であれば70%以上値引きしたら原価割れだ。

これをグラフにすればこうなる。超当たり前だね。
[PDF]

下のグラフのとおり、材料費率が上がれば上がるほど粗利額は落ちていく。これも当たり前。
[PDF]

ちなみに、粗利同額を叩き出すためにどのくらい販売数をアップさせなければならないかは次の式で表される。
必要アップ率=定価時の粗利÷値引き時の粗利
      =(定価×粗利率)÷(定価×粗利率-値引額)
      =(定価×粗利率)÷(定価×粗利率-定価×値引率)
      =粗利率÷(粗利率-値引率)
簡単に30%OFF!とか言うけれど、材料費率40%の商品を30%OFFで販売したら、定価販売時の2倍売らなきゃならないわけ。だけど買う方から見れば「たった3割引き?」でしかない。3割引いて2倍売れる商品ってそんなにないんだよな。だから通販とかでは粗利を稼ぐために2個でいくらとかで販売するんだよ。1個で値引きするより2個で1個分以上の粗利を獲得できる値段で売った方が価値が上がるし粗利を稼ぎやすいと踏んでいるんだよね。

この商品は1人なら1時間に5個まで、2人なら11個、3人なら18個までというように、人数が増えればその生産性も向上するものとしよう。で、製造人件費を1000円/hとして、その製造人件費を加味した粗利額を算出すると、定価販売で5個販売すると2500円となる。この2500円を上回る粗利を稼ぐに組み合わせはどうなるかというと、こんな感じになる。
[PDF]

40%以上値引きしたら4倍の20個売っても追いつかないんだよね。これを骨折り損のくたびれ儲けと言わずしてなんという?

大量生産・大量販売の場合、労務費の占める割合がまったく変わってくるので、生産性アップの分くらいは値引きしてもOKだろうけれど、売るのは大変だよね。売れずにそのまま持っていてもどうしようもないので、運転資金(要はキャッシュ)欲しさに投げ売りするところもあるわけだな。

これ以外にも値引きした商品が客引き用であったりとかする場合もあるので、商品数が多い場合は値引きが全体の粗利をどう変えるかを十分考慮するべきなんだよね。特に飲食店とかでランチセットなどのようにその物自体で完結する商品を値引きすると、いままで定価で食っていた人が値引き商品に走るだけで、客数アップどころか売上減になってしまうことが多い。だから新メニューを投入したりビール1杯だけ原価でみたいな次につながる奴を安く販売するわけ。

そんな考えなしに単なる値引きに走ると、必ずや行き詰まるよ。

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2009年11月09日

服を汚さないスパゲティの食べ方

[うんちくん]


パスタを食べていて、シャツにトマトソースが跳ねて泣けたことはないだろうか。俺も今日飛ばして泣いた。気をつけていたつもりなのに飛んでしまうのである。こんちくそーと思いながら自分の食べ方を見直してみたら、ソースを飛ばさない食べ方があることに気がついた。

観察したところ、パスタを食べるときに不意にソースが飛ぶのはフォークで巻き終わる寸前が多い。なぜソースが飛ぶのかというと、パスタが鞭のようにひゅんとしなることで麺先の速度があがり、ソースが振りきられるからである。特にパスタは麺に弾力がありなおかつフォークで巻いて食べるため、巻きが崩れたりするとソースが飛びやすい。

大体の人は下の写真のように時計回りにフォークを回すのではないかと思う。



この巻き方でパスタの巻きに失敗すると、ソースは鞭のようにしなったパスタの先から自分に向かって飛んでくる。見事に赤い斑点のついた洋服の出来上がりだ。

ここまで来て勘のいい人なら判っただろう。ソースを飛ばないようにするには巻きを時計と逆方向にすればいいのである。



この方向に巻けば、巻きに失敗してもソースは自分の方には飛んでこない。なんということだ!こんな簡単なことで赤い斑点とオサラバ出来るとは!もっと早く気がつけ>俺。

自分に飛んでは来ないが向かいの人に飛ぶのはいいのかこのアンポンタンという反論は受け付けないのであしからず。

ps.上記写真は2manji | spiro さんのインタビューのものを使わせていただきました。

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2009年10月23日

相手の身になって考えるということ

[うんちくん]
以前書いた非喫煙者は空気が読めなくて当然というエントリにmixiからアクセスがあったので見てみたら[mixi] kimu_shoさん | 違うねで言及されていた。

まぁ、あのエントリはあれこれ言われても致し方ないような書き方をしているので、kimu_shoさんのような言及は当然あってしかるべきだろう。ただ、そのコメントで相原りょうさんが書いた『「相手の身になって考える」ってのは「自分の身に置き換えてみる」のとは違う。 』の一文については思うところがあったので書いておく。

かなり昔に不幸思考回路の排除 その1その2というくどいエントリでも触れたが、残念ながら現在では人間は他人の気持ちや考えは絶対に分からない。分からないから想像するしかないのだが、大抵の場合はその想像は当たらずとも遠からずというレベルに収まることが多い。だから「相手の身になって考える」と言われてしまうのだろうが、相手の考え・感情を判断するための情報は「言葉、顔の表情、しぐさ、声の調子」など、外的な要素だけだ。だから「相手に身になって・・・」などと言っても、結局はその情報を元に相手のことを自分が想像しているにすぎない。

そして、悲しいかな、人間は自分の経験したことの範囲内でしか考えが及ばない。この経験には本を読んだり映像を見たりして疑似体験したものも含まれるが、考えが及ぶ範囲はその経験の中だけである。端的な例としては死ぬときの感覚だろう。それは誰にも伝えられないので、死ぬときの感覚というのは全くの想像の産物でしかない。想像がが正しいか否かは死ぬとき以外は分からず、そしてその感覚は誰にも伝えられない。

他人の気持ちも全く同じで、それは本人以外は誰にも分からない。だからさまざまな情報から相手の気持ちを推測するのであるが、それは自分が相手のモデルを作り自分が想像しているに過ぎないのである。しつこいようだが、相手の身になっているつもりでも自分の経験を元に自分が他人のモデルを作って考えているだけなのだ。そして、そのモデルのベースは自分であり、自分の経験の範囲内で生み出されたものだ。たとえば、kimu_shoさんは「この人の周りで禁煙を勧めている人はこの人の体調を気遣ってるんでしょうね~」と書いている。俺のエントリから「コイツは喫煙者」というモデルを形成して言及しているわけだ。だが、残念ながら俺は非喫煙者は空気が読めなくて当然というエントリを書いたころには煙草をやめてからしばらく経っている。

「相手の身になって考える」という言葉は聞こえは良いが、結局はおのれの想像の産物でしかない。そのことをよく理解しておかないと、相手の身になって考えたつもりが善意の押し付けになってしまったりしてしまうのでは、と思う。

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2009年09月24日

生理的に受け付けない理由はなんだろう

[うんちくん]
俺がどうしても受け入れられない恰好がある。それはこれだ。
腰パンはダメだ。アレがカッコいいとはどうしても思えないし、だらしねー恰好としか見えない。まぁ、これは流行りということで我慢しよう。もう廃れぎみだしね。だが、つま先を90°以上に開き膝を外に投げ出すガニ股歩行はどうしても受け付けない。見ただけで気分が悪くなるくらいなんだが、なんでここまで嫌いになるのか自分でもよく判っていない。その嫌いになる理由を考えてみた。

まず思うのは、あんな歩き方ではエネルギーが分散してしまい非効率的だということ。速く走るにはできる限り長い時間足を地面に付けて、前に進む力を地面に伝える必要がある。かかとから接地しつま先で蹴り出すまでの時間を長くすれば効率的に力を伝えられるのだ。この時つま先を開くとどうなるかというと、単位時間あたりの足の接地面積は増えるかもしれないが、進行方向に向かっての足の長さは足の長さに開いた角度のコサインを掛けた値になる。つまり、27cmの足も45°開けば進行方向に向かっては19cmの長さしかなくなるのである。ということは、つま先を開くと地面に接地させている時間も短くなるのだ。

逆につま先を開くと安定性は格段に上がる。歩き始めたばかりの子供の足をよく見てほしい。思い切りつま先を開いているはずだ。力士も同じで、安定性を確保するためにはつま先を開きガニ股にしてあらゆる方向からの力を受け止められるようにしておく方が良い。

つまり、ガニ股は「走る(歩く)能力が進化していない」ということなのではないのか。そうか、それだ。速く効率的に移動するという目的に対して、機能的に美しくないのだ。

同じように、実はバイクのアメリカンもちょっと理解できていない。つか、アレも生理的に受け付けない分野だ。俺の単純な思考回路は「乗り物=速い」で、技術的にも最先端がよりGoodと刷り込まれている。要はエンジンを積んだ乗り物は「レーサー」が究極の姿で、それに近いほど良い乗り物と刷り込まれているのである。そんな俺にとって風の抵抗は、スピードを妨げる最大の敵にしか見えない。それなのに、張り付け獄門のようなフォームで全身で風を受けているライダーを見る度「キミはなぜ帆になっているんだ?」と思うのである。それも、転倒などの非常事態には大変なことになるであろう装備で「風になりたい」ならぬ「帆になりたい」という神経は全く理解できないのである。

これもまた、究極の機能美であるレーサーからは対極にある姿だから美しく見えないに違いない。

ということでダメなんだなきっと。と屁理屈をこねてみた。反省はしていない。

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2009年09月15日

ヤフオクに見る消費者ニーズ

[うんちくん]
なんという大袈裟なタイトル。

RVFを購入後、どうしてもSPユニットが欲しくなった俺は、今更ながらYahooのアカウントを取ってオークションに手を出した。SPユニットを手に入れた後もグローブとかミラーとかもオークションで購入した。オークションは落札時のドキドキ感がヤバイね。

で、これから寒くなるからとりあえず秋の寒さしのぎにと思い、革ツナギを安く購入してみたけれど、届いてから思った以上にメタボってた俺には上が着れなかった事が判明。泣きたい。これで着れない革ツナギが3着にもなってしまったので出品して見ることにした。

出したのは3着全部。

左からHONDA純正Boldor(M)BUGGY TAMAI製片山レプリカ(M)NANKAI TopRider(L)。物だけ言えば、左から順番に程度がいい。Boldorは購入後ほとんど着ていない上物。片山レプリカはそこそこ使っているけれどまだまだ革がしなやかで日焼け、変色も少ない。TopRiderは白の部分がくすんだり若干カビてたりと一番古いかんじ。だから値段もBoldor10000円、片山レプリカ7000円、TopRider5000円に設定したのだが、なんだか興味は価格と反比例しているようだ。ヤクオフでは写真だけが頼りのせいだろうか。

確かに、写真だけで見るとコントラストがはっきりしているTopRiderがいい感じに見える。価格もそこそこ安い。だけど、デザインは確かにぱっとしないかもしれんがHONDA純正Boldorの程度のよさは全く伝わっていないようだ。もう少し写真をアップにすればいいのかなぁ。色合いデザインともおとなしいし、セパレーツなんで彼女用に最高なんだけどね、これ。

見せ方次第で物の価格なんて変わっちゃうんだよね。いや、売る方が勝手に価値観を押し付けているのが「販売価格」なんだよな。売る方がいくら良い品と言っても買う方にはその価値が意味のないものだったり、逆に買う方が思ってもいない価値を見出したり・・・そういう意味では「オークション」と言うのは、かなりまっとうな売買方式と言えなくもない。ヤクオフに出してみて本当に良く分かったよ。

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2009年09月14日

二酸化炭素とか温暖化とか心配している人は何を騒ぐべきか

[うんちくん]
全然知らなかったのだが、「地球温暖化対策の推進に関する法律」第25条に基づき、地球温暖化対策に関する普及啓発を行うこと等により地球温暖化の防止に寄与する活動の促進を図ることを目的に設立された全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)というものがあるらしい。そのサイトの中にあるグラフが興味深かったので紹介しようかい。まぁ、知っている人は知っているだろうけど。

まずは世界の二酸化炭素排出量−国別排出割合−(2006年)

[オリジナルサイズ]
どこかの大きな国が二酸化炭素削減に消極的らしいが、その理由はこのグラフを見れば明らか過ぎて笑える。絶対量ではアメリカと中国がぶっちぎりすぎで泣ける。キミタチが二酸化炭素を増やしてくれていたんだね。日本がインドより少ないとは知らなかった。そんな日本が二酸化炭素排出量を25%削減したって、そんなの全世界の排出量の1.1%だ。というか、アメリカや中国いずれかが25%削減したら、それだけで日本の排出量以上の削減になってしまう。

これだけでは片手落ちなので、世界の二酸化炭素排出量に占める主要国の排出割合と各国の一人当たりの排出量の比較(2006年) もどうぞ。

[オリジナルサイズ]
これを見ると、やっぱり悪代官はアメリカだよね。日本はイギリスよりちょっと多いくらい。絶対量ではアメリカに次いで2番目の中国は国民一人当たりにすれば少ない。ただ、これにしたって、ものすごい数の農民が数値を引き下げているのであって、都市部だけみたらとんでもない量になりそう。

いずれにしても、本気で二酸化炭素とか温暖化とか心配している人は、自分たちが気をつけることもさることながら、声を大にしてアメリカと中国を叩かなきゃダメじゃん。わかる? 仮にアメリカと中国が11%づつ削減したら、それは日本の排出量を0にしたのと同じ効果なんだよ。世界規模でみたら、日本がちまちま削減するよりアメリカ・中国にちょっと削減してもらった方が大きい効果が期待できるってこと。こりゃ騒がなきゃダメでしょ。オマエらが大量に出しているんだからオマエらが片付けろ、ってことだね。大人なんだから自分のケツは自分で拭くのがあたりまえだろって教えてあげなきゃ。まぁ、都合が悪いことは知らぬ存ぜぬの両巨頭だけど、信憑性が高いデータであれば、それを盾に抑え込まないとね。

本気で二酸化炭素とか温暖化とか心配している人はアメリカ・中国を叩くべし。

大事なことなので2回言ったよ。わかったね。

上記グラフ出所)IPCC第4次評価報告書2007
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(http://www.jccca.org/)より

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2009年07月07日

納豆の賞味期限と味

[うんちくん]
保存食なのに? 納豆の賞味期限が意外と短い理由 | エキサイトニュース

納豆が「携帯食」扱いだったとは知らなかった。この記事では、
納豆菌は、大豆のタンパク質、糖質などをエサにして分解し、粘りやビタミンK2、ポリグルタミン酸、アミノ酸などの様々な栄養素を生成します。納豆菌は進行が早く、自分たちが出したモノもエサにしてどんどん発酵を進めてしまうのですが、そうした中にアンモニアも含まれているんです。そのため、時間が経つと、どんどんツーンとしたニオイが強くなって、鼻につくニオイになったり、納豆の良さがどんどん損なわれてしまうんですよ
とある。俺はこれに声を大にして異を唱えたい。

そもそも「納豆の良さ」は時代とともに変わってきた。昔の納豆は臭くてかき混ぜると箸が折れることもあるくらい粘りが強かった。そんな納豆だが、いつの間にか匂いがしなくなり粘りは弱くなり豆は小さくなった。その方が売れるから変わってきたのだ。

味についても一言いいたい。上記記事では
それ(賞味期限)を過ぎたら食べられなくなるわけではありませんが、納豆菌による分解がどんどん進んでしまい、ニオイが強くなったり、糸引きが悪くなったり、また、表面にはアミノ酸の1種・チロシンという白い結晶ができてしまいます。これはジャリジャリしていて、不味いんですよ
などと書いてある。

俺はいつぞや夏場に常温で一ヶ月ほどほおっておいた納豆を食ったことがある。最初はおっかなびっくりだったが、そのうまさは想像をはるかに越えるものであった。豆は一部乾燥してしまっていたが、乾燥していない豆はこれでもかというくらい柔らかくなっていた。そして通常の納豆からはほとんど感じることのない甘味があり、さらにたんぱく質のほとんどがグルタミン酸のような旨味成分に分解されてしまったのではないかと思えるほど素晴らしい味である。納豆の表面に白い粒が出来ていて、これがシャリシャリとした食感をもたらしてくれる上に旨い。この粒はチロシンというらしいが、ブルーチーズのゴルゴンゾーラにもたくさん含まれている。これを「ジャリジャリしていて不味い」と言うのは如何なものかと思う。ただし、臭さだけは半端ではなかった。常温で一ヶ月経っても食えるのは保存食と言わないのか?

この経験から、俺はできたての納豆(というか、販売されている納豆はほとんどできたてと言っていいだろう)をおいしいと感じなくなってしまった。そう思えてしまうほど十分に発酵した納豆は旨い。その旨さは反則レベルで、特にブルーチーズなどを苦手としない人は絶対に旨いと感じるはずだ。

我と思わん方はお試しあれ。ただし、もし腹をこわしても自己責任でよろしくたもれ。

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2009年06月24日

消費期限の長さとロスは反比例する

[うんちくん]
コンビニの見切り販売で盛り上がったついでに、同じような弁当の話を一つ。

弁当の作りおき販売の代表的なものに「駅弁」がある。以前は駅構内での販売を許可された駅弁製造業者も多かったが、駅構内の景観を保つためなどの理由から今では駅弁製造業者の自社販売はほとんど無くなった。現在は、駅構内での駅弁販売はJRの関連会社であるNREが、製造納品は駅弁製造業者が受け持つ場合が多い。簡単に言えば、昔の駅弁会社は納品業者になってしまったということだ。

今でこそ冷蔵ショーケースに保管しての販売が多くなった駅弁だが、以前は常温保管がほとんどだった。当然常温保管での消費期限は非常に短く、夏場は製造後4時間、冬場で8時間程度だったと記憶している。製造工場から販売先に持っていく時間もあるため、製造業者によっては実質の販売時間が2時間程度しかない場合さえある。消費期限を過ぎた商品は当然廃棄である。

あまりに販売出来る時間が短いためロスも多く、業者はロスを減らすため投入個数を絞り込む。それでも自社販売の場合は廃棄によるロスは材料費+若干の経費で済むので、廃棄ロスだけでの被害はまだは少ない方である。問題は納品業者と販売業者が別の場合だ。販売業者は卸値で駅弁を買い取りで仕入れるため、ロスは販売業者もちである。納品価格には材料費の他に納品業者の経費(これには設備投資を含む)と利益まで含まれているため、同じ廃棄個数であれば自社販売業者より販売専門業者方が廃棄ロスだけでの損失は大きくなる。だから委託販売の場合、投入個数の絞り込みは一層激しくなることが多い。駅弁の品切れが多いのは、実はこういう理由からだ。

商品を買い取りで仕入れる販売業者にとって、廃棄ロスは死活問題である。さっきまで1000円で売れれば粗利350円程度が残るはずの物が、消費期限を経過すれば仕入額650円の出費だけが残るのである。1個売れ残ったら余計に2個売らなければその赤字は解消できない。その差はまさに天国と地獄だ。常温販売で廃棄ロスが発生する一番の原因は販売時間の短さなので、販売時間が長くできれば自ずとロスは減るのは自明の理だ。そこで販売業者は冷蔵ショーケースで保管して品質保持時間を延ばす作戦に出た。冷蔵ショーケースではほぼ一日販売出来る。この差はあまりにも大きいのである。仮に駅弁が1週間販売可能であったら、ロスはさらに減らすことが出来る。さらに長くなればさらに削減可能であろう。

廃棄ロスだけを問題にするのであればこの様な解決方法もあるのだ。ただし、ロスが減ればすべて解決かというとそんなことはない。ロス・コスト削減を狙いNREの一大事業として立ち上げた冷凍駅弁O-bentoが、全くの不人気のまま消え去ったのが端的な例だろう。

長期保存が効く商品では、品質保持時間があまり長くてもよくないという話もあるらしい。首都圏デパートなどで開催される「駅弁祭り」は、製造元が常温保管で48時間の品質が保証できなければ出荷できない。つまり、弁当は技術的には常温で48時間保存は十分可能なのである。ただ、弁当は昨日の製造だといかがわしく感じてしまう人が多いだろう。だから品質的には消費期限を延ばすことが可能でも、販売数を確保するためには長くても一日の消費期限が限界なのかもしれない。何事も一筋縄ではいかないのだ。

[関連エントリ]
コンビニ店主「見切り販売」の動きを考察
コンビニ問題で思うこと
コンビニ弁当を値引き販売すればどうなるか
廃棄チャージ理論はおかしい
商品価値は値段で決まる

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2009年06月23日

セブンイレブンへの排除命令は当然だが

[うんちくん]
先日突然コンビニ店主「見切り販売」の動きを考察コンビニ弁当を値引き販売すればどうなるかという昔のエントリのアクセスが急増した。このエントリを引用した記事がなにかのメルマガにでも載ったのだろうか。古いエントリが突然ほじくり返されるなんて面白いこともあるもんだな、などと思っていたらセブン-イレブンに排除命令 値引き制限、不当と公取委 - 47NEWS(よんななニュース)というニュースが飛び込んできた。ニュースの報道は今ひとつ信用できないので、公正取引委員会のサイトにいって、株式会社セブン−イレブン・ジャパンに対する排除措置命令について(pdf)をさらっと読んでみた。以下、その感想。なお、すべて俺の経験からくるフランチャイズの話なので、セブンイレブンとは多少違う点もあるかもしれん。

1、セブンイレブンの地位は加盟店に対して優越しているか否か
フランチャイズのザーってのはジーにとって絶対であることが多い。俺も以前「契約違反だ。契約解除するぞ。」みたいなことを言われたことがある。契約解除なんて言葉はジーにとっては恐喝に等しいくらいなので、ザーがたまにその伝家の宝刀を抜くとジーは黙らざるを得ない。特に同じオーナーで加盟店を複数持っている場合、一店舗のせいで他の店舗まで契約を切られるかもしれんと思うと黙るしかない。また、例えば全国統一キャンペーンなどは「参加しません」なんて事は絶対に言えない。加盟店は本部の政策を黙って受け入れるしかないのだ。優越しているどころか、絶対ネ申なんだよ。

2、見切り販売の制限は違法か否か
仕入れてしまったものをどのような価格で販売しようが、それは販売先の勝手だ。だから見切り販売を強制的に制限するのは違法と取られて致し方ないだろう。公正取引委員会の判断はまっとうだ。というか、公的機関としてはこれ以外判断のしようがない。建前はそうだけれども、「金を払っているのだからブランド・流通や販売管理システム(POS)は使わせろ。商品開発や宣伝もお前らがやれ。その上で好きに売らせろ。」という意見が通ってしまったようにも見えるのだがどうか。そんなに販売の自由が欲しいのであれば、フランチャイズ契約など破棄して自前でやるのが筋ではないかと思う。

3、解決策はあるのか
双方歩みよりが一番だが、まず第一に利益確保がジーの願いなのは言うまでもない。思いつく解決策としては、
ロイヤリティの歩合を引きげ値引き販売は推奨しない
仕入価格にロイヤリティも組み込んでしまい、売価には本部は口をださない
の二方向があるだろう。後者のやりかたがすっきりしていていいと思うが、前者は独禁法違反(優越的地位の乱用)に引っかかったままになること、後者は独自仕入を行う加盟店が出てくる可能性があるという問題も残る。なんだかJ-CASTニュース : セブンイレブン 食品廃棄コストの15%を本部が負担という妥協案も出ているようだ。

弁当にだけ限定して言えば、実はもうすこし解決策がある。それは「品質保持時間を延ばす」か「製造販売にする」ということだ。これは少々長くなるのでまた後で

4、そもそもなんでもめるのか
俺が働いていた業界(某ファーストフードチェーン)でも、実は同じような問題を内包していた。しかしこの様なもめごとは起きていない。その理由として、値引き販売を認めていること、粗利幅が大きいため多少の値引きでは経営を極端に圧迫しないこと、ロイヤリティが売上歩合となっていること、などが考えられるが、一番違うのはザーとジーの信頼関係が比較的良好なことだと思う。本部は加盟店の繁栄を願い、加盟店はブランドイメージを守る。そんな信頼関係があるから、加盟店は多少の不満があっても本部の言うことを聞いたし、本部は加盟店の意見を聞くポーズを取ってくれていた。ただ、セブンイレブンの店舗は12323店もあるらしい。このくらいあればなにか問題が起きて当たり前だろうと思う。

このサイトにも「頭オカシイだろ」コメントがたまにつくが、それは1エントリに1000アクセス/日以上あった場合がほとんどだ。どこでも0.1~0.2%くらいの確率で変わった人が発生するのは同じなんだなと思う次第。あ、これは余計だったね。

[関連エントリ]
消費期限の長さとロスは反比例する
コンビニ店主「見切り販売」の動きを考察
コンビニ問題で思うこと
コンビニ弁当を値引き販売すればどうなるか
廃棄チャージ理論はおかしい
商品価値は値段で決まる

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2009年06月21日

部屋の広さと片付けやすさの関連性

[うんちくん]
この話題、
部屋が狭いから散らかるんだよ、という人は広い部屋に転居するしかない - 煩悩是道場

「片付ける方法」みたいな記事は役に立たない

汚部屋脱出に役立つ、たった2つのシンプルルール : ライフハッカー[日本版], 仕事も生活も上手くこなすライフハック情報満載のブログ・メディア
という順番で元記事にたどり着いた。各エントリの内容はさておき、「汚部屋脱出」と「部屋の広さ」について少々書いてみる。

まず忘れちゃいけないのが、片付けの究極は「捨てること」だということだ。「もの」が無ければ「片付け」というアクションは発生しない。「もの」が少なければ何もしなくても片付いた状態になるのである。「ものをたくさん持っているが綺麗に片付けたい。だけど部屋が狭くて・・・」なんて話は、突き詰めれば「食べたーい、でも痩せたーい」みたいな話なのだ。食うか痩せるかどっちかにしろ。

というどうでもいい前フリはさておき、部屋の広さと片付けやすさについてもう少し踏み込んでみる。

「片付ける」=「捨てる」として考えた場合、部屋が狭いほうが必然的に「捨てる」ことが多くなる。逆に、「片付ける」=「格納」として捕らえた場合は収納能力がものを言うため、部屋が広い方が有利である。「片付ける」=「格納」というのはあちこちに書かれているし書籍みたいなのも多いので、ここでは「片付ける」=「捨てる」について書いていこう。

スペースがないと人は色々考え、工夫する。必要以外の物は捨てるようになるし、スペースに入らない物は持ち込まなくなる。片付ける場合も狭い方が短い時間で済むのである。広い中でうまく片付ける工夫をするより、工夫しなければ居場所がなくなる状態にしたほうが確実に効果がでるだろう。

繰り返しになるが、「捨てる」を重視した場合は部屋は狭い方が良い。「片付ける」といいつつ、実際は「見えない場所にもっていく」だけの場合が多いものだ。だから押入れに何でもかんでも突っ込んでいたり、あまり使わない部屋が物置状態になっていたりするのである。なぜ物置状態でも大丈夫なのか?そこにあるものはほとんど使わないからそのまま放置していても問題ないのである。つまり、物置状態に放置されているものは、捨てても問題ないものと考えていい。

ではなぜ物置状態になるのか。答えは簡単だ。そこに使わないスペースがあるからである。スペースがあると、どうしても「とりあえず取っておこう」と考えてしまう。実際、事務所や店舗などでもその傾向は顕著で、広いスペースがあるところに限って不要な物が多い。それだけならまだしも、不必要な物まで買ったり余剰在庫を抱えたりと、スペースがあるだけで金が余計にかかっている事が多いのである。コスト削減するならスペース削減すれば必ず効果が出る。必要以上のスペースは罪悪と言ってもいいくらいだ。広いスペースが醸し出す誘惑に勝てる人は余りいないのである。

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2009年06月15日

呼ばれやすい名前を付けるポイント

[うんちくん]
娘の名付けに今さら後悔… : 妊娠・出産・育児 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

こんな相談が目にとまったので、俺が子供の名前をつけるときに気をつけたことを書いてみる。

俺はあまり名前で得したという記憶が無い。人気者は名前も呼びやすい奴が多かったように思う。一個人としての実体験でしか無いのだが、「呼ばれやすい名前」の方が友達が出来やすいし覚えられやすいと思っている。だから名付けで気をつけた一番のポイントは呼びやすい(呼ばれやすい)名前にすることで、次のような点に注意してみた。
1、母音が「あえいうお」の順番になるように
最初に口を大きく開け、その後しぼめていくような言葉は言いやすい。

2、ひらがな表記で4文字以下
5文字以上はフルネームでは呼ばれ難い。「しゅ」などは1文字として可。発音しやすさだけを考慮すれば3文字以下が望ましい。ひらがな5文字以上でも略した名前が3文字以下で、かつ母音が「あえいうお」の順番になっていると呼びやすい。

3、出だしは「か・た・な・ま・ら」行
一旦唇を閉じたりや舌が上顎に付く音は「強く」感じるため、その言葉で始まる名前は印象に残りやすい。
その他、呼ばれやすい事以外で気を付けた点は以下のとおり。
1、名字+名前の漢字の字数は5文字以下にする
漢字6文字以上になると、たまに不具合が出る。さらに小さいときは書きにくいので注意。特に名字が3文字の場合は気を付ける。

2、名前を付けた理由はもっともらしく
子供は必ずなんでこの名前にしたのか理由を聞いてくるし、友達からも聞かれる。理由が変な思い入れであったり「それは無いわ」的な理由の場合、子供ががっかりして名前に自信がなくなるので不可。

3、名が体を表しすぎたり相反しない名前に
「強」なんて名前で喧嘩が弱いとかなりバカにされる。物理的な特徴よりも、精神的な面を表す意味の方が無難。

こんなところ。誰かの参考にでもなればこれ幸い。

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2009年06月14日

最近の味のトレンド

[うんちくん]
最近、塩コショーでの味付けが流行っているようだ。塩とパンチの効いた粗挽きコショーでの味付けは癖になる。塩コショー(というか「塩」)を直接食べるとエンドルフィンが放出されるためクセになるという話を聞いたことがある。真偽のほどは定かではない。

個人的にも塩コショーの味付けはシンプルな上に素材の味もわかりやすく、大好きである。そんな俺が「これは!」と思ったのがグリコの濃厚おつまみスナック【クラッツ】。これのペッパーベーコンが素敵だ。

そもそもこういうスナック菓子、なんであんなに味付けが薄いのか理解できん。特にポテトチップスとか煎餅とかは味が薄すぎる。塩分の取りすぎはイクナイなんて思ったアナタ、表面にまぶした程度の塩で取りすぎなんて有り得んよ。もっと盛大に塩をふって欲しいといつも思っていた。その点ではコイケヤのポテトチップスは味も濃く素晴らしい。もっとコイケヤのポテトチップスは評価されるべきである。そんなコイケヤから発売されていたのがぜいたくスコーン【あらびきWペッパー味】。これはヤバい。夜な夜なコンビニまで買いに行ってしまうほどヤバい。

で、先日たまたま口にしたのが、あの「小島よしお」の思いっきり寒いCMでおなじみのカップヌードル しお。これもまた食べてビックリ玉手箱。塩コショーそのまんまって感じ。

煎餅とかでも塩コショー味付けの煎餅も出ているようだし、塩コショーは今ちょっとしたトレンドになっているのかも知れん。

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