Linuxからアホ話まで、何でもありでござる
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2010年02月27日

Excelの不思議仕様

[MSあれこれ]
最近excelで少々まとまった枚数の資料を作らなければならなくなった。資料自体は枚数は多いが定型なので、マクロでバンバン作っていく。楽勝だぜ・・・のはずだったが、Excelの不思議仕様でちょっと困ったちゃんだ。ちなみにVerはSP3を適用したOffice2003である。

まず一つ目は、有名な小数計算の誤差だ。費用を係数を掛けて割り当てたりすると、なぜか合計が合わない。それはみんなこのクサレ仕様のせいである。本来0であるべきところが-0とかになっていたら誰だって気がつく。この仕様のおかげで差異が出てしまうと、その表自体の信憑性が疑われるので困る。俺を陥れるための罠に違いない。

二つ目はピボットテーブル関連。今回の資料はDBからデータを取り込んでピボットテーブルを作り、そこからGETPIVOTDATA関数でデータを抽出して作成の繰り返しなのだが、元となるピボットテーブルのデータを更新してもなぜかGETPIVOTDATA関数で呼び出す数値が変わらないのだ。これはブックを閉じて再度開くと、最初の一回だけはきちんと更新される。データを更新させるにはダミーのシートを追加・削除してやるとよいみたいなのだが、なんだか本当に意味不明。

三つ目はシートのコピー・移動に関するものだ。今回の資料では、資料作成用のブックで資料を作り作成されたものは違うブックにどんどん移動させるという形式をとっているのだが、ある一定枚数のシートを移動させるとシートの移動が出来なくなってしまう。しかし、シートのコピーは出来るのだ。遅いPCでやれば実感できるのだが、シートのコピー・移動ではシートの移動の方が圧倒的に速い。速いのだからメモリも食わないのだろうと想像しているのだが、なぜか速くて効率のいいと思われる移動がダメになる。一旦すべてのブックを閉じて再度開けば移動できるようにはなるのだが、面倒だ。

まぁ、いずれも得意の「仕様」なんだろうね。;p

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2009年09月17日

Windows Mobile じゃない新スマートフォンがほしい

[MSあれこれ]
ちょっと古い話題だけど、Willcomが新らしいスマートフォンを開発中らしい。

ウィルコム、「Windows Mobile 6.5」搭載の新スマートフォンを年度内に発売へ:Enterprise:RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト) 2009/09/07

スマートフォンは最初W-ZERO3、次にWillcom03を使っているのだが、携帯電話としては非常に不安定だ。Web閲覧中におかしくなったり、メール受信中から復帰しなかったり、メール受信インジゲータがなにをしても消灯しなかったり、タスクバーのアイコンがインフォメーションみたいな奴に変わって戻らなかったり、まぁ細かいことを言い出したらキリがないくらいである。

といっても、毎日毎日おかしくなるわけではない。しかし、ほとんど電源を入れっぱなしの携帯電話である。おかしくなったり固まったりしてリセットするのはPC以上にストレスを感じるし、リセットする度、確実に俺の中での信用度は低下していくのだ。

起動したソフトがいつまでもメモリに残っている仕様もいい加減にしてほしいし、マルチタスクでもシングルウインドウなんだから、もっとサクサク動いてしかるべきだ。なんでこんなに遅いんだ?ハードの性能を上げるなんてソリューションじゃなく、それなりのハードでもサクサク動くOSを作れるかどうかが問題なんだよ。

だから、そろそろMS社製のOS以外の物も出してほしいと思う。Windowsとの連携なんてどうでもいい。そんなのUSBデバイスとして認識できれば解決だし、その方が他のOSからも見れて都合がいい。Androidでもいいし、Linuxでもいい。とにかくリセットしなくて済む奴を出してくれ。お願いだよ。

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2009年08月03日

Windowsって根本的におかしい気がしてきた

[MSあれこれ]
今日、とあるところのPCがイカれた。見てみるとHDに不良セクタが多く発生していて、もはやこれまでという感じだ。しかたがないのでHDを新規に購入して再セットアップし、その後に壊れかけたHDからデータだけ移すことにした。

まぁ、書くとこれだけなんだけど、この再セットアップが超曲者だ。OSのインストールはすぐ終わるし、仕事に必須なOfficeのセットアップもそんなに時間がかからない。問題なのはこの後で、アップデートの適用とセキュリティ関連ソフトを入れたりしていると、あっという間に数時間が過ぎる。特に遅いマシン+Win9X系の古いOSとなると「これは拷問ですか?」と思えるほどで、忍耐力がつくこと請け合いである。

このUpdate、MicrosoftUpdateでOSとOffice関連のUpdateが統合されたみたいだが、Updateしたらヴァージョンが上がってまたまたUpdateをしなければならないというような、まさに無限地獄のような仕様は相変わらずである。さらに正規品のCD入れろだの走っているプログラム止めろだの再起動しろだの、てめーは何様だってくらいに注文し人をこき使ってくる。

自分のPCとかで必要に迫られてやるのならまだ我慢もできるが、テケトーに使われて壊れたPCを直すときなどはマシンごと窓から放り投げてしまいたい衝動を抑えるのに大変である。思い起こせばWindowsはずっとこうである。一向に改善される気配はないどころか、そろそろ枯れてきてもおかしくないXPでもまだまだUpdateが出る。Windows7になったら、またまたとんでもない数のUpdateが出るんだろう。Windows7も、せめてSP1が出るまでは触らぬ神に祟りなしなんだろうなぁ。

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2009年06月22日

Windows 7のXPモードはすごいのか

[MSあれこれ]
Windows 7のXPモードはなぜすごいのか (1/2) - ITmedia News

Windows7は評判がいいらしい。Vistaでダメ出ししたから当然といえば当然である。また、Windows7には「Windows XPモード」なる機能があるようだ。記事によるとこの「Windows XPモード」、仮想マシン上でWindows XP Service Pack(SP3)を走らせるというものらしい。

記事ではこの機能を諸手を挙げて歓迎しているが、 その考えはおかしいとしか思えない。今までの資産をそのまま使いたいのであれば、そのままXPを使っていればいいだけだからだ。ユーザはXPは限界に近いと感じているかもしれない。しかしそれは主にOSよりも使っているハードがそろそろご臨終しそうになっているという事ではないかと思う。そして、MS社の戦略によりXPは手に入りにくい。この機能は、そんな状況の中で考え出された付け焼き刃機能に過ぎないとはっきり言うべきである。

XPでのソフトウエア資産はXPで動くように設計されたものだ。だから新しいハードウエアではより快適に動くだろう。ということは、ハードウエアの入れ替えだけで十分である可能性が高い。OSごとアップグレード(したい|させたい)のは誰なのかよく考えるべきだ。特に経営者は。こんな言葉に騙されてしまうと、ハードウエアごとごっそり入れ替えるハメになること請け合いである。こういうときこそエコエコ信者は騒ぐべきであるのに、なぜ騒がないのか不思議でしょうがない。

というか、そもそも互換性が低いこと自体が大きな問題だし、互換性を保てないのであればユーザの多いOSは引き続きサポートするのが本筋ではないのか。仮想マシンで資産継承なんて、決して褒められる話ではないと思う。仮想マシンで資産継承がすごいんじゃなく、XPの仮想マシンを無料でつけたことがすごいとはっきり言えばいいのに。

こんな場当たり的な対策をするのであれば、それこそ仮想マシン用のROM化したXP、それもWindows以外のプラットフォームでも動く奴でも販売したほうが良さそうな気がする。

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2009年05月26日

Windows 98/Meはまだまだ現役(俺だけ?)

[MSあれこれ]
Windows 98/Me、2割以上の企業でまだ現役:ニュース

おやじまんとかいうハンドルネームの野郎が勤めるところは、未だにWindows9X系がバリバリの現役。3割強が未だにWindows9Xなハズだ。とりあえずPCはありますよくらいな話なので、Win9Xで全然困らない。困ることといえば、NT系に比べればちょっと不安定なくらいとAcrobatReaderが古いバージョンでないと入れられないくらいじゃなかろうか。

上記記事に、お決まりの
Windows 98/Meのサポート(延長サポート)は2006年7月に終了しているために、現在ではセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)が提供されない。このため、Windows 98/Meパソコンの利用には、セキュリティ上のリスクが伴う。
なんてことが書かれてあるが、以前にWindows9Xは危険なのかにも書いたけれど、本当にリスクがあるのかまでは言及されていない。

実体験からだけいえば、ここ数年で俺の会社でウイルスが検出されたり感染したりしたのはXPだけだ。当然、Win9X系にもセキュリティソフトは入れてあるし、XPもWin9X系もすべて同じネットワーク上にある。だけど、ここ数年Win9X系は何事もない。信じられないくらい蚊帳の外で、まさに「ウイルスにさえ相手にされていない」状態だ。

上記記事ではコンピューターウイルスに「感染したことがある」という回答がが15.8%あったらしい。「Win9Xはセキュリティ上のリスクが伴う」と書かれた後にその辺りを読むと「感染したのはWin9X系じゃないか?」と思ってしまうかもしれないが、Win98SEまではUSBメモリを使うにもドライバのインストールが必須で今みたいにバカチョンではなかった。そういう意味では、感染経路として一番多かったであろうUSBメモリからのウイルス感染リスクはWin9Xの方が圧倒的に低い。だから、推測だが上記のウイルス感染したことがあると答えた人のほとんどがXPじゃないのかと思う。

となると、「セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)が提供されないWindows 98/Meパソコンの利用には、セキュリティ上のリスクが伴う」というのは技術的には正しいが、運用上はリスクは高いとは言えないんじゃないかと思う。いや、低くはないよ、確かに。ただ、相手にされていないからバクだらけでもOKみたいな、まぁ、そういう選択肢もありかもねということで一つよろしく。

今でもWin9X使ってる言い訳してみかったただけなんだけどさ。

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2009年04月29日

IE8自動配布はMS最後のあがきかもしれない

[MSあれこれ]
今日PC(Windows)を立ち上げたらWindowsUpdateの通知アイコンが出ている。俺は勝手にインストールされる自動更新なんて大っ嫌いだ。なにを入れられるか判ったもんじゃない。なにせ相手は天下のMSだからな。

通知アイコンをクリックして何のUpdateか確認すると、そこにはInternetExplorer8の文字があった。ついにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!である。迷わずインストールしない。さらに「今後も通知しない」にチェックを入れ、後進更新は中止だ。とは言うものの、IE8の挙動も見ておきたいので、自宅の仮想マシンはIE8を入れてみようかと思う。

それにしても、未だにInternet Explorer を使用中に突然停止してしまう、応答しない、強制終了されてしまうなどの問題が発生した場合のトラブルシューティング方法なんて記事が出るのってどうなんだろうと思う。俺のまわりでもIEが動かなくなって四苦八苦したPCはたくさんある。一番多かったのがIE6+Yahooツールバーで、特定のサイトにいくとブラウザがクラッシュしてしまう。他にもIEには悩まされた思い出しかないので、IEは見るのもイヤというのが本音だ。

Internet Explorer を使用中に突然停止してしまう、応答しない、強制終了されてしまうなどの問題が発生した場合のトラブルシューティング方法を見ても首を傾げる事ばかりだ。例えば、「アドオンを無効にする」というのはまだしも、「ActiveXコントロールを無効にする」については、そもそもデフォルトで有効になっている方がおかしいのではないか。以前からセキュリティホールの根源とも言われているActiveX、これがブラウジングに必須なものとは到底思えない。もしWindowsでのブラウザに必須の技術であれば他のブラウザなどは動くはずもなく、必須でないのであれば無効がデフォルトでしかるべきである。必要な人(場合)だけ有効にすればいいよう、仕様を変更すべきだと思う。

もっと根本的な問題として、このような切り分け作業をしなければならない不具合が出ること自体がかなりの問題だと思う。そんなことだからブラウザ以外でもシェアがどんどん落ちて、“Apple税”、4人家族で3000ドル以上——MSスポンサーの報告書なんてネガティブキャンペーンを張らなきゃならなくなるんじゃないのか。この「Macはどれだけ高いか」キャンペーンだって、ここにubuntuなんかを持ってきたらWindowsだってヤバい。とはいうものの、コストの優位性をクローズアップすればWindowsの売上高が減少した原因はネットブック——マイクロソフト幹部が認めるみたいな話は黙認しなければならないってことになる。

つらいねMS。

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2009年04月17日

IE8の自動配布はヤメテほしい

[MSあれこれ]
IE8の自動配布が始まるらしい。

IE 8の自動配布、間もなく開始 - ITmedia News

このIE8、IE7さえほとんど使ったことがないから全然わからないが、性能はまずまずと思って良いかも知れん。気がかりなのはブラウザの性能ではなく、システムに与える負荷だ。

うちの会社のPCは古い。見渡してみても、マルチコアのCPUは俺のだけ、メモリも既にちょっと時代遅れぎみのDDR2を搭載できる奴が数台しかない。つまり、新しくても3世代くらい前のPCばっかりってことだ。IE6まではこのPCでも良かったのだが、IE7のせいで途端にPCが遅くなった。IE7くらいならメモリ増設とかでお茶を濁せたのだが、もしIE8がIE7以上にパワーを使うブラウザだとしたら・・・そんなの考えたくもないけど十分ありえそうで怖い。とは言うものの、未だWin9X、2Kってのが半分くらいなんで、IE8の自動配布が影該当するのは全部じゃないのが少し救いだ。つか、WinXP以外が半分って方がよっぽど恐怖かも知れんが、その辺は気にしないことにしておこう。だって壊れないんだもの仕方ないじゃん、と言い訳してみる。

日本でのIE8自動配布がいつになるかはわからないようだが、事前に自動更新をブロックすることも出きるようなので、ヤバそうな所にはコソーリとこのツールでブロックしておこう。

どうでも良いことかもしれんが、IEもマルチプラットフォーム化したらどうなんだろうと思う時がある。Firefoxがシェアを伸ばしたのはIE7がコケたことが一番の理由かも知れんが、マルチプラットフォームということもセールスポイントになっている。レンダリング・エンジンを一新し、標準規格準拠とセキュリティ機能を強化したInternet Explorer 8 − @ITとかを見る限りでは、「ちょっと触ってみても良いかな?」と思う部分もある。だけどLinuxでもMacでも使えない。Windowsのユーザ数が圧倒的とはいえ、オピニオンリーダー的な人は意外とWindows以外も使っているような気がする。影響力が大きな人に使ってもらうことは重要だよ。そういう点からすると、Windows版しか出さないのって少々もったいない気がする。

おっと、話がそれた。とにかく自動更新が自動後進にならないよう、願うしかないなぁ。怖い怖い。

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2009年04月07日

OpenOffice.org導入で注意すべき事

[MSあれこれ]
以前、会津若松市住友電工でも導入されたOpenOfficeだが、四日市中央市でも導入が決まったらしい。
四国中央市がOpenOffice.orgを全庁PC1100台に導入,5年で3300万円コスト削減:ITpro
実は、以前いた会社でもOpenOfficeを導入しようとチャレンジしたことがあったのだが、そのときは見事に失敗した。なぜ失敗したかというと、
1、MSOfficeと混在させようとした。
2、操作方法の相違点など、問題点を把握しないまま導入した。
3、導入後の不平不満にすぐ屈した。
という3点に尽きる。四日市中央市の記事を読む限りでは、PCは今まである機器をそのまま流用するように読み取れるので、OSはWindowsなんだろうと思う。ライセンス料削減を主目的としてオフィススィートの入れ替えを図るのであれば、この時点でちょっと???だ。OSも変えないとライセンス料は依然として発生するからだ。

確かにMS Officeは高い。しかし、ハード+OS+MS Officeをセットで導入すれば、単体でも1台4万もしないだろう。ましてや1000台規模であればライセンス料は格段に安くなる。ただ、Windowsを使うということは、簡単にMS Officeがインストールできる環境を残すということだ。そのような逃げ道を作るのは如何なものだろう。これが最終的に大きな問題になるような気がする。そもそも一気に移行するつもりはなさそうだけれど、こんな取り組みでは5年経っても3割くらいはMS Officeが稼働していると考えざるを得ない。操作に慣れてしまえば、Linux+OpenOfficeでもさほど問題はないだろう。であればOSごとMicrosoftと縁を切った方が良いのではないか。

ただ、OSをWindowsからLinuxなどに変更した場合、一番困るのは実は印刷ではないかと思う。OSが変わればフォントも印刷形式も変わる。綺麗に印刷するには慣れと工夫が必要だ。さらにはドライバの問題もあり、いままで使えたプリンタも使えなくなる場合もある。その困難を一つ一つ乗り越えて初めて移行が成立するのだろうが、トラブルに対処する為の人為的な追加コストはあまり語られない。実はこれがもっとも大きかったりするのだが・・・

とは言うものの、以前の会社でOpenOfficeを導入しようとした頃に比べると、そのハードルはずいぶん下がったと感じる。ubuntuはWindowsよりインストールが簡単だと感じるし、同時にOpenOfficeもインストールされている。OpenOfficeも既にヴァージョン3.0まで進化している上に当然マルチプラットフォームである。使い勝手も格段に向上し機能も申し分ない。MS Officeを使ったことが無い人には、MS Officeではなくてこちらをお薦めするのが親切ではないかとさえ思うくらいだ。

それにしても、Microsoftは躓きっぱなしだ。それもヴァージョンアップの時点で大きく躓いているのが目立つ。先にも書いたがブラウザでは6.0から7.0への移行時点で失敗、OSはXPからVistaで失敗、Officeは2003から2007で大きくインターフェースを変えて失敗と、なんだか哀れにさえ見える。最近このMSあれこれというカテゴリへのエントリが少なかったのは叩き甲斐の無い企業になったからなんだよね。

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2009年04月06日

Webブラウザシェアはどうなってるの?

[MSあれこれ]
先日IE8.0が正式リリースされたが、このブラウザは着実にシェアを伸ばしているようだ。ただし、もっぱらIE 7のユーザーがIE 8に乗り換えただけの模様。

IE 8がIE 7の市場シェアを浸食——Firefoxには影響なし : [特集]Webブラウザ - Computerworld.jp

また、ブラウザ全体のシェアでもIEは引き続きシェアを落としているようだ。
IEの市場シェアが過去最低を記録——3月末時点で66.8% : [特集]Webブラウザ - Computerworld.jp

ふーんと思いながら、このサイトでのブラウザシェアはどうなっているのか、2007年3月、2008年3月、2009年3月の各一ヶ月のデータを調べてみた。データはGoogle Analyticsのものを使った。ブラウザ別ではこんな感じ。

[PDFファイル]
サンプル数が2007年が4200弱、2008年が15500、2009年が13500と少ないので参考値にしかならんのだが、IEのシェアはやはり大きい。けれども、年々着実にシェアを落としている。そのシェアを奪っているのがFirefoxというのが如実に表れている。というか、シェアを落としているのはIEだけだね。

これだけで見ると少々見誤るので、ブラウザのヴァージョン別にシェアを調べてみた。その結果がこちら。

[PDFファイル]
これを見ると、IEは6.0から7.0に移行する段階で大きくシェアを落としたこと、逆にFirefoxは2.0から3.0移行時に大きくシェアを伸ばしたことがから読み取れる。さらに、ヴァージョン別ブラウザではIE7.0とFirefox3.0が二大巨頭となっていることが面白い。今後IE7.0ユーザがIE8.0に移行するとすれば、単独で最多ユーザを獲得しているブラウザはFirefox3.0になってしまうかもしれない。とはいうものの、Firefoxも3.1改め3.5系が徐々にシェアを伸ばしていくであろうから、Firefox3.0が一番人気にならない可能性も高い。

ubuntuなどはありとあらゆるソフトウエアがネットから簡単に手に入り、さらにそのソフトウエアは多数の人によってディストリビューション別にカスタマイズされ、ダウンロードしてインストールするだけでほぼ問題なく使える。ソフトウエアを買って来たまでいいがサービスパックが適用されていなくてインストール出来ないとか動かないとかXPじゃないからダメだとか、そういう制限はほとんどない。そんなOSたちに標準でバンドルされているのがFirefoxだ。Firefoxはプラグインも多く、自分の好みにカスタマイズできる上、クロスプラットフォームという利点もある。2.0の頃はもっさりとしたイメージがあったが、3.0になって一気にスピードアップした。そんなブラウザがシェアが伸びない訳はないのかもしれない。このペースでいくと、このサイトでのIEシェアが50%を割る日も遠くないように感じる。

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2008年12月20日

avast!の誤検出なんだろうか

[MSあれこれ]
つい先日会社のある奴のPCを再インストールしなければならなくなった。

奴「あのー・・・」
俺「ふぐぁ?なんれすか?」ヨダレをふきながら答える俺。
奴「パソコンが立ち上がらないんだけど。」
俺「立ち上がらないって、どんな状況れすか?」
奴「黒い画面から先に進まないんですよ。」
俺(黒い画面ってなんだ?)「今行きまふ。」
そのPCの使用者はブートできなくする奴だ。今回もどうせくだらん事だろうと思って行ったら、案の定、ブート直後の画面には「Press F1 to resume ほげほげ」と出ている。F1キーを押すととりあえず起動した。

奴「アレ?なにしたんですか?」
俺「あのね、ここになんて書いてあったか読んだ?Press F1だよ? 画面の指示にしたがって、とりあえずF1キーを押してみたの(だけど、お前は字も読めんのかこのアホンダラ )。」注 括弧内は心の言葉。
しかし、なんだか怪しげというか、ほぼ間違い無くHDが死亡しかけている模様。その場は「このまま少々様子をみてね」と言って立ち去ったが、HD死亡は時間の問題だろう。

そしたらやはり数日後にOSが立ち上がらなくなった。ということで新しいHDを買ってきて再インストールすることにした。しかし、コイツはいろいろやってくれる要注意人物なのでWin9X系はヤバすぎる。そこでライセンスの余っているWindows2000をいれてやった。危ないのでコイツの使用権限はPowerUserモードに決定。

インストール後にUpdateしていると、Avast!がヒューリスティックスキャンで疑わしいファイルを発見したと報告してきた。Avast!以外はOSも含めMS製品しかインストールしてないし、なんでそんなファイルがあるのかよくわからなかったが、ルートキットとなればMS社が仕込んだものに違いないと思ったので迷わず削除

その後もOFFICEやIEなどを入れるたびにAvast!が警告してくる。俺の頭の中は「MS≒ウイルス」で凝り固まっているので、警告のたびに容赦無く削除した。ほんとMSってどうしようもないなぁと思いながら・・・

そしたら、後日
アンチウィルスソフト『avast!』でils.dllを誤検出する現象が発生 - TERRAZINE
なんて記事を発見。おいおい、問題があったのはAvast!の方かよ、と一瞬思ったが、ヒューリスティックスキャンで検出されたってことは、その振る舞いがほとんどルートキットと同じものだってことだろう。深読みすれば、ヒューリスティックスキャンに引っかかるようなMS社製のdllは多数あって、ホワイトリストみたいので検出されないようになっている可能性が高そうな気がする。

つか、そんな振舞をするものがOSに何故必要なのだろう。先日もIEにかなり大きな脆弱性が見つかったらしい。いつまで経っても穴だらけなのは、こういう怪しげなものを組み込んで自分から穴を開けているせいなんじゃないのかなぁ。

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2008年06月30日

Windowsタスクは使いにくい

[MSあれこれ]
Excelで処理を自動化させたいことがあったので、最初はマクロのOnTime メソッドを使って処理させようとあれこれいじったのですがなんだかいまひとつうまくいきません。

OnTime メソッドでは、一定時間間隔でマクロを動かすか決まった時間にだけ動かすのは非常に簡単にできます。しかし、一定時間間隔処理でNow()関数を使う方法では処理時間によって処理間隔が変化してしまうこと、時間指定の場合は日付が変わると処理されないなどの問題が発生しました。マクロの組み方が悪いのでしょう。

あれこれいじるのもめんどくさいので、ここは一丁Windowsのタスクで処理させることに変更しました。

このタスクなるもの、Windowsで自動化させたいとも思いませんでしたので今まで使ったことがありません。俺にとってはほぼ初体験だったのですが、使ってみてあまりの意味不明さに驚いてしまいました。

このタスクの使いかたはぐぐるとたくさん出てくるのですが、タスク実行のタイミングが一番短くて一日一回ってのにまずぶっとびます。もっと細かい設定は「プロパティ」->「詳細設定」で出来るようなのですが、よくわかんねーのがこれ。

なんだか一定間隔で処理させる場合ここの時間をその間隔より長くしないとダメらしいのだけれど、なぜそうしなければならないのかよくわかりません。

もうひとつ「設定」のタブでこんな意味不明なものもあり面食らいます。

タスクの継続時間てなに?処理が終了したら終わりじゃねーの?cronに慣れている俺には意味不明なことばかり。

俺の場合、excelでの処理はauto_open()でブックを開いたときに自動実行させ、ブックを開く間隔はタスクスケジューラに任せるという方法を取っていたのですが、はじめは動くのだけれども2回目から作動しません。あれこれやってみてわかったことは、「設定」タブで出てくる継続時間をデフォルトの72時間にしておくと初回開始から72時間が過ぎるまで2回目の処理に移らないという驚くべき結果でした。

いや、本当に驚きましたよ。開くのも閉じるのもタスクスケジューラが主導権を握っているのですね。そのことを理解するまで真面目に悩みましたよ、ええ。やっぱり自動処理はLinuxとかの方がずっといいなぁ。いや、多分慣れなんでしょうけどね。だけどコマンドラインで細かく制御できないと自動化はわかりにくくなるよね。そもそもGUIだけのソフトを自動化させるのって複雑怪奇になって当り前かもしれんなという結論に達しましたとさ。めでたしめでたし。

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2008年06月06日

最近のMS-IME事情

[MSあれこれ]
なぜか変換できない vs. なぜか変換できる:最近の「MS-IME」は目に余る——よろしい、ならば「ATOK」だ (1/4) - ITmedia D PC USER

確かにこのごろの「MS-IME」はおかしい。指に馴染んだ方法で変換していくとトンデモナイ状態になっていて驚く。おかしくなってきた原因は、どうやらMS-IME開発の主体が中国にシフトしたことにあるようだ。

MS IMEさらに...お馬鹿になっていく - 古川 享 ブログ

これによって国産のIMEが勢力を盛り返すのも、ある意味「あり」だし悪い話ではないと思う。日本語を使っている人が作った日本語環境の方がハズレは少ないだろう。

この中国開発の日本語IME、まるで海外にいったときの不思議な味の和食を思い出させる。かなり前にシドニーで食った「味噌汁」はコショウの様な香辛料が入れられ、見た目は味噌汁だが日本人が経験していないような不思議な味をした代物だった。和食を外人の洋食コックが作るとこうなるのだろう。日本語IMEとて同じことだ。

つか、そろそろWindowsも、思い切りシェイプアップした本当に基本的なOperationSystemだけって奴をリリースしてもよさそうな気がする。

え、ぐちゃぐちゃ過ぎて削れない?それは失礼しました。

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2008年05月09日

UnrealGoldが突然まともに動いた

[MSあれこれ]
PCを新しくしてから、UnrealGoldとUnreal2がまともに動かなくなっていました。前のPCではきちんと動いていたのに不思議です。別に動かなくてもほとんどプレーしないので問題はないのですが、動かないと気になって仕方ありません。

そこで試しにUnreal(Goldじゃないやつ)をインストールしてみることにしました。古いバージョンだと何故か動いたりしますからね。

うーん、だめだ。まったく症状は同じです。

ふとタスクバーをみると、黄色にびっくりマークのアイコンがでています。俺は勝手に再起動したりする自動更新は大嫌いなので、通知だけさせるようにしています。アイコンにマウスカーソルを載せてみると、どうやらWindowsのアップデートがリリースされているみたいです。なんだかWindowsXPのSP3の模様。

Windows XP Service Pack 3 の概要
Windows XP Service Pack 3 Release Candidate - 日本語(Download)

このSPなんたら、今までにもインストールしたらほげほげしたという数々の逸話を残しています。最近のXP SP2でも未知との遭遇SP2 - がんばれ!!ゲイツ君未知との遭遇SP2(その2) - がんばれ!!ゲイツ君なんて話もあったようで、他人事では笑えますがもし自分に起きたらまったく笑えないトラブルが起きているようです。ですから、このSP3も導入にはかなり勇気が必要でした。特にWindowsには「どうでもいいから金払ったぶんちゃんと動け」という意識が強いので、動かなくなったり不具合はできる限り避けたい俺。だけど仕事に使っているマシンでもないし、動かなくなったらそのときはそのときと覚悟し、インストールを開始しました。

インストールは無事終了し、再起動します。特段変わったような感じはしません。駄目元でUnrealGoldを走らせてみると・・・あれれ?普通に動きます。さっきインストールしてだめだったドノーマルUnrealも動きます。Unreal2も問題なく動いています。

きちんと動くようになったのはうれしいのですが、なぜ動くようになったのか理由がわからないので釈然としません。動かないと不満をもたれ動いたら動いたで不信感をもたれるなんて、MS社も大変ですね。不信感を持たれるのは、SP3なんてことばにカコつけて味噌糞いっしょに修正しちゃうからなんですがね。どこどこをこうこう直しましたってドキュメントもほとんど見ないし、ドキュメントがあっても載っていない改善点も多数あったりと、ユーザの知らないところで目の前の料理を入れ換えられている感じなんですよ。そういう意味ではLinuxなんかは修正点がはっきりしていていい感じです。

つか、WindowsXP、まじめに販売終了するんでしょうか。

「Windows XPの販売終了期限に変更なし」——マイクロソフトが延長報道を否定

XPがあるからVistaが売れないのかも知れませんけど、XPがあるからVistaのダメダメぶりが表面化していないのかもという話もありそうですけどね。会社でVistaの一部導入は恐いなぁ。

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2008年04月14日

VistaはMicrosoftの罠だった

[MSあれこれ]
Vistaに見切りをつけたMicrosoft (1/2) - ITmedia エンタープライズ

いや、うかつだった。俺としたことが、こんな単純な戦略に気がつかずにMSオワタなんて思っていたなんて、アホ杉。

VistaはWin9xのイタチの最後っ屁として出された、あの悪名高きMeと同じ位置づけだったのだ。ああ、なんたるちあ。Vistaの役割は、とりあえずの時間稼ぎと市場調査、それにハードウエア業界に対する牽制でしかなかったのだ。そりゃ売る気があるようには見えないはずだよ。

マーケット的にはXPの販売延長+Vistaで大幅なシェア下落は起こらないだろう。その間にハードウエアの方向性はなんとなく定まってきた感じだ。なんだかんだ言っても、MS社のOSはごくフツーのメーカー品にインストールされて出荷されるほうが圧倒的に多いはず。主たる顧客は個人ではなくメーカーおよび企業だ。つまり、そこそこのCPUパワーにオンボードビデオって仕様のマシンがほとんどだろう。

ここにきて、ある程度の3D性能を持ったチップセットと大容量メモリの低価格化、およびマルチコアによるCPUの性能アップなど、多分Vistaレベルでもそれなりに動くマシンがローコストで作れるようになってきた。その繋ぎとしては、Vistaは十分すぎる働きをしたと言える。ただ、少々気になるのはWindowsがいつ64bit化するのかである。16bit(Win9x)から32bit(NT系)への移行は、その人身御供をWin2kが引き受けた。今回のVistaは32bitから64bitの橋渡しになっているとは思えない。ということは、時期Windowsがその役割を担う可能性があるわけだ。

まさかFM-7のように、Windows7の次はWindows77なんてならないよね。

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2008年02月10日

IE7がバラまかれます

[MSあれこれ]
聞くところによると、来たる2月13日よりInternet Explorer 7 の自動更新による配布が行われるようです。MS社のアナウンスページは相変わらずよくわかんないですね。これを全部読めと・・・

MS社のページより、「強制的にはインストールされない」——徹底解説「IE7の自動更新」を見た方が早いかも。これによると、ダウンロードは自動だけれどインストールは自動じゃないらしいです。

そこそこパワーのあるPCなら問題ないでしょうから個人的には「試しに」使ってみようかなと思っていますが、問題は会社のPCなんですね。感覚的な話であれですが、今までの例ではMS社の比較的でかいソフト(IE6、WindowsMediaPlayerなど)を入れるとなんだか動作が緩慢になったような感じを受けました。特に非力なマシンではこの傾向が顕著に表れます。会社にはCeleronの1Ghz以下のマシンもごろごろしてるんで、ちょっとやばそう。13日以降が恐いなぁ。バンバン電話がかかってきそうな悪寒がします悪寒が、ぶるるるる。

どうでもいい話かもしれませんけど、IEをどんなOSでも動くアプリケーションとして出す気はないんでしょうか。システムの深層部にまで入り込んでいるような感じがしてIE使うの恐いんですけどね。あ、開発能力ないですか、そうですかそうですね。失礼しました。

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